
■質問者:Aさんから
次の二つの文章で、「小人」の読み方が違っているようです。
『小人(しょうじん)閑居(かんきょ)して不善をなす』
『君子は人の美を成(な)し、人の悪(あく)を成さず。小人(しょうにん)はこ
れに反す。』
下が間違いでしょうか。昔高校生の時(30年ほど前になりますが)、上が間違いと教えられたような気もします。それとも、どちらも正しいのでしょうか。
■上記の質問に対する回答
小人閑居して不善を為し、至らざる所無し(大学)
『君子は人の美を成し、人の悪を成さず。小人はこれに反す』(論語顔淵第十二)
どちらも「しょうじん」と読み下します。 「しょうにん」とは読みません。
*漢文の場合
大人(だいじん)←→小人(しょうじん)
りっぱな人物の意 くだらない人物の意
*日本語の場合
大人(だいにん)←→小人(しょうにん)
おとなの意 こどもの意
となりますから、 小人を無理して「しょうにん」と読みますと、「くだらない人物」が「こども」の意となってしまいますから、文章全体の意味が変わってしまうことになります。
映画館のチケット売場で 料金表に大人○○円小人○○円と表示されておりますが、あれは「たいじん」「しょうじん」とは読まず
「だいにん」「しょうにん」と読む訳です。
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